消費者金融を借り換えるなら銀行カードローン
消費者金融カードローンでお金を借りていると、契約の時は納得していたのに、金利が高い等と不満に思うことがあります。
金利が高いと思い、借りている業者へ金利を下げてくれとお願いしても、対応してくれることはありません。
現在借りているカードローンに不満があり、別のカードローンに乗り換えることを借り換えと言います。住宅ローンの借り換えの方がわかりやすいかもしれません。
金利を下げるだけではなく、返済額や利便性のいいカードローンへ借り換えすることもあります。
借り換えのメリット
●金利を下げることができる
●返済額を下げることができる
●利便性を良くできる(提携ATM無料等)
借り換えとおまとめローン
借り換えと間違いやすいのが「おまとめローン」です。
借り換えは1つの借入を別のカードローンにすることです。一方おまとめローンは複数の借入を1つにすることです。
借入件数が1つか複数かの違いですが、金利を下げるといった目的は同じになります。
おまとめローンを借り換えと言っても問題ないでしょう。
消費者金融から銀行カードローンへ借り換え
借り換えする理由で多いのが金利になります。審査が早い、無利息期間サービスがあると言った理由で、最初の借入を消費者金融にする人は結構います。
ただ消費者金融を利用するデメリットとして金利が高いとい点が挙げられます。消費者金融の多くは18.0%となっています。
消費者金融 | 借入利率 |
---|---|
アコム | 3.0%~18.0% |
プロミス | 4.5%~17.8% |
アイフル | 4.5%~18.0% |
SMBCモビット | 3.0%~18.0% |
借り換えをしようとしているのであれば、利用は初めてじゃないはずなのでわかると思いますが、金利は高い金利(上限金利)で比較する必要があります。
3%~4%という金利が適用されることはなく、先ほど説明したように18.0%が適用されるのがほとんどです。ただ100万円以上の上限金利は法律で15.0%になっているため、金利は15.0%が適用されます
15.0%~18.0%が本当に高いのか確認するため、下記に銀行カードローンの金利表を掲載しました。
見て貰えれば一目瞭然ですが、上限金利が3%~4%低くなっています。消費者金融は100万円超の金利が15.0%になると説明しましたが、多くの銀行カードローンも100万円超になると、金利が約2%低くなっています。
消費者金融の金利が高いとお悩みの人は、銀行カードローンで借り換えすることをおすすめします。
カードローン | 借入利率 |
---|---|
三菱UFJ銀行 | 1.8%~14.6% |
三井住友銀行 | 4.0%~14.5% |
楽天銀行 | 1.9%~14.6% |
イオン銀行 | 3.8%~13.8% |
みずほ銀行 | 2.0%~14.0% |
オリックス銀行 | 1.7%~17.8% |
りそな銀行 | 3.5%~12.475% |
J.Score(ジェイスコア)の低金利なカードローン
みずほ銀行とソフトバンクが共同出資して作られた、ジェイスコアにAIスコア・レンディングという商品があります。カードローンで初めてAIが審査するといった特長があります。
それ以外にAIスコア・レンディングは金利が年0.8%~12.0%と低金利になっており、上限金利は年12.0%と銀行カードローンより低くなっています。
貸付利率(実質年率)0.8%については、みずほ銀行、ソフトバンクまたはワイモバイル、およびYahoo! JAPANとの情報連携を行った場合に限り適用いたします。
AIスコア・レンディングで借入することができれば、借り換えも考える必要がないためおすすめです。
ジェイスコアは銀行カードローンではなく、貸金業者になるため総量規制の対象なので年収の1/3までしか借りることはできません。
カードローン借り換えの審査
消費者金融から借入してる理由が、銀行カードローンの審査に不安があったからという人もいるでしょう。
確かに消費者金融より銀行カードローンの審査は厳しく、不安に思う気持ちはわかります。
ただ、現在消費者金融1社のみから借入をして、返済を遅れなく行っているようであれば、そこまで審査を不安に思う必要はないでしょう。
銀行カードローンは過剰貸付が問題となっているため、消費者金融の借入分を欲しがっているのです。積極的とまでは言えませんが、借り換えしたいと思っているのは間違いありません。
ただ申込の時に必ず借り換え目的であることは伝えましょう。そうしないとさらに借入が増えることになると判断されるため審査は厳しくなります。
そして審査に通った場合は、必ず完済するようにして下さい。そうしないと返済額が増えて返済が厳しくなってしまいます。