収入証明書が必要な時って契約時だけ?
消費者金融では、契約時に年収証明書を提出した場合でも一定期間が過ぎると、収入証明書を再提出しなければなりません。これを放置していたらどれだけ良好な取引を行っていても追加融資ができなくなる場合があります。
契約時に提出した後、ずっと収入証明書が必要ないわけではありません。増額で新たな借入を行った時に50万円または借入の総額が100万円を超えるようなことがあれば提出しなければなりませんが、新たに借入をしていなくても、プロミスやアコム等の消費者金融は3年に1回は収入証明書の提出が必要となり、前回契約時から年収が変わっていないかチェックを行います。
大幅に収入が減少していたり、無職になって提出ができない状況であれば、限度額の引き下げや、限度額内での追加融資ができなくなり、返済専用となります。
収入証明提出依頼の書面やメールが届き次第、収入証明書の提出して下さい。今は便利で収入証明書はスマホで提出できますので、手元にあればわざわざコピーを取ったりする必要もなく時間もかかりません。
再度、収入証明書を用意するのは手間かもしれませんが、追加融資ができなくなるよりはいいかと思います。
再度利用したい時は必要?
カードローンの貸付残高が0円で解約していない場合は、完済になってすぐであれば収入証明不要で利用できます。一定期間たってしまい再度限度額内で利用しようとしてもできない可能性はあります。
年収に応じて貸付できる金額も変われば、一定金額以上の貸付を行えば収入証明書が必要となるわけですから当然です。
解約して再度利用する場合は、初めて利用するときと同様に審査が必要となるので50万円以上または借入額に総額が100万円を超える場合は収入証明書が必要となります。
カードローンで行われる途上審査とは?
収入証明書の提出がされていないため追加融資がSTOPされますが、それ以外にも取引中に突然限度額が下がったり、追加融資ができなくなる場合があります。貸付後の状況を確認することを途上審査と呼ばれます。
契約時は問題がなくてもその状況がずっと続く保証はどこにもありません。借入が増えたり、他社返済が遅れていたり、住所や勤務先に変更がある場合もあります。つまり取引途中に信用情報を照会する事により貸し倒れのリスクを軽減するために行われるものです。
その頻度は消費者金融それぞれで違ってきますが、必ず行われているものです。途上審査で借入が100万円を超えていることが判明した場合は収入証明書の提出を求められ、提出しないと限度額内での追加融資はできなくなります。この場合過去に一度収入証明書を提出しているはずですので、問題はないかと思います。
このケースで収入証明書を提出しても追加融資ができない場合もあります。契約時より借入が増えたということは毎月の負担も増えるわけですから、限度額が下がる可能性もあります。収入証明はあくまでも法律で定められているため提出するだけで融資を保証するものではありません。
カードローン利用中に変更があれば報告するほうがいいのか?
カードローン取引中に勤務先等に変更あれば必ず業者に連絡して下さい。
連絡しなくても勤務先が変更は意外とバレます。収入や給料日の変更があれば返済に支障きたすからです。返済を延滞すれば、遅れた理由を確認されますが、うっかり返済を忘れているのであればいいですが、毎回返済をうっかり忘れることは考えにくく、収入が減ったり給料日が変わっている場合が多いのです。
つまり返済が遅れずできていれば変更があったことがバレにくいです。督促を送ったりすることもありませんし、返済できているので変更点があるとは考えにくいでしょう。
業者は遅れず返済してもらえることえを望んでいるだけですが、返済に問題ありと判断すれば早期完済させるため追加借入をできなくすることもあります。
増額したければ収入増は申告するべき?
昇進や転職に伴い収入が増えた場合は、その事実の申告は業者にしておきましょう。収入証明書がいらないとしてもあえて提出するくらいして積極的に信用をあげましょう。
信用があがれば増額に近づきます。収入が上がってもあまり積極的に申告しない人は実際多いのです。いちいち電話するのも面倒だと感じるのかもしれませんが、今はホームページからでも自宅や勤務先の変更連絡できますのでわざわざ電話する必要もないし、時間も気にしなくてもいいのです。
収入が増えた段階で増額審査に申込するのも一つです。増額申込と収入増を同時に行うことで審査に通りやすくなるでしょう。